KOBUNKAN ACT（弘文館進学ゼミACT）首里本校

　沖縄では４Ｋが難関とされている。これは県立高校の開邦、向陽、球陽、那覇国際のことである。高専をいれて５Ｋといっている人たちもいる。（私は高専は特殊な学校なので普通高校と一緒に並べるべきではないと思うが・・・。）

　業者の偏差値をみると沖尚国公立医学コース、興南フロンティアが上位にある。実際に県立難関とこの２校を比べると問題のレベル、学力基準、合格者をみると確かに高い。大学進学実績もよい。

　当塾から沖尚に２年連続、興南に３年連続で進学している。

　沖尚に昨春に入学した生徒さんと話をした。

　「先生、この１年、ほんとうにきつかった。内部進学生のレベルが高かったのでレベルを合わせるためだったみたい。でも、よかった」

　確かにこの１年間、沖尚の進学した生徒さんは大変な１年だった。これは裏返すと沖尚の外進生への面倒見のよさの「大変さ」でもある。この「大変さ」が大学合格への基礎ともなる。実際に沖尚から東大、旧帝大など難関大学の合格者には外進生も多数いる。

　昨春、興南に入学した生徒さんが

　「先生、特進発展決まりました」

　この「特進発展」というのは興南の特進コースの最上級クラスである。１年次の成績で選抜される。この生徒さんも１年間、苦手な科目は個人指導を取ったり、授業に積極的に参加していた。ちなみに特進発展に選抜された生徒さんはこの１年上級で当塾に通う生徒さんも２名いる。「特進発展」から旧帝大など難関大学への合格者も輩出している。

　もう１つの私立高校である沖縄カトリック高校がある。今春、東大合格者を出している。当塾から青山学院大学に進学した生徒さんもカトリック出身であった。先日、親御さんがご挨拶にみえたが、この東大の話になった。なんと、この生徒さんは予備校・塾に通っていなかったそうだ。自分での勉強と学校のフォローで合格したそうだ。数年前の興南から東大に合格した生徒さんと同じである。

沖縄の私立高校の内容は充実している。進学にも力を入れている。

　特待生制度のある高校、国からの支援金もあるので一考してもいいかもしれない。