今日は東京の私立高校の一般入試の「解禁日」である。当塾からの受験者はいない。
「試しに東京や埼玉を受けるか?」
ときいても反応はない。みんな県立一本だからである。「行きたい高校」が決まっているのだ。
私の当時は2月18日が「解禁日」だった。25日が都立高校。私立志願者が多い時代だった。今だから都立復権といっているが当時は大学合格実績は悲惨なものだった。
ちょっと上の高校に受かったので親がいい気になって「鉄緑会」の資料を持ってきた。ここは東大専門塾である。東大生の家庭教師に相談したら、創設者や講師の多くは友人だった。先生と一緒に「鉄緑会」に相談に行った。どうにか春期講習に参加することになった。
帰りにフロントの上に
合格おめでとう 次は東大
と書かれていた。
唖然とした。しかし、今になって思うと高校合格は通過点に過ぎない。次の受験を意識しなくてはいけないということだろう。
帰りに先生としょうが亭にいった。
http://www.syougatei.com/
私は、「東大弁当」、東大生だった先生は「青学弁当」を注文した。
私は「東大」よりも当時はKUWATA BANDが好きで憧れていたので「青学」に行きたかった。お見通しのようだった。
東大弁当は当時は600円だった。
家に帰ってSHANDI SINNAMON ”MAKING IT”を聞いて気分を高揚させた。