「教えない塾」「学習管理」という予備校がある。
高校生であればこれは可能であり、それなりに実績は出している。
しかし、中学生に学習管理や自習は厳しい。
かなりできる子ならいいが、
勉強が苦手な生徒さんにとって「ボケッとしている時間」、「無意味な時間が増える」だけになってしまう。
その手の塾から転塾してきた生徒さんの多くは基礎レベルもできていない生徒さんが多い。
いろいろと訊いてみると「時間は長かった。時間が長い分で料金は取られた。」
という。
内容を訊いたら「夏休みに問題集1冊の『ノルマ』にされてやった。凄いと思った。けど、夏休み明けの模試で成績が上がっていない」
という。
これでは全く意味がないのだ。
単に解かせるだけ。
放置しているだけ。
わからないことはAIや端末にきけ。
人がいても適当な大学生講師。
これでは塾の意味がない。
数学や英文法は習わないとわからない!
さらには高い金額を払うこともない。
これでは意味がない。
こういった塾が発生するのは、人手不足。
そもそもは都心部で湧いてきた塾であるから人材不足と少子化が背景にある。
そこで人材も少なく、生徒が複数いて複数科目に「対応」できるから増えている。
沖縄にも最近は本土系の「個別指導」や「教えない塾」のフランチャイズが増えている。
宣伝も費用をかけているので好感が持ててしまう。
よく考えてみればどうなるかわかるだろう。