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塾の得意と不得意

中学生の塾には見えない線引きがあると思う。

個別指導か?集団か?折衷か?

進学塾か?学習塾か?補習塾か?

上位校に強いか?中下位校専門か?

これは講師の質、使用教材、生徒の層で決まってくる。

先日の試験対策だった。

最終日は総力戦で全科目できる講師は各学年に配置された。

途中で講師の交代なく質問の答えたり、各科目の授業を実施した。

これは1人で全科目できるからやれる芸当である。

質問をされても資料やあんちょこが無くても即興で答えられる。

新しく入塾したり、体験できた生徒さんはびっくりする。

特にいろいろな塾を渡ってきた生徒さんが、

「なんで何もみないで答えられるんですか?」

「教材なくてもわかるんですね!」

という声もあった。

今まで大学生や実力のない社会人講師に習っていたこともあるだろう。

上位校に合格させられる塾にはそれなりの講師がいる。

当塾もそうである。

普段は専科制を取っている。

また、高校生と中学生の講師は分けている。

が、難関校を狙うクラスに関しては大学受験部の講師の出講もある。

この成果は出ている。

県模試もプレ入試も全県上位、

全県100位以内複数。

国語、英語の平均50点台(60点満点中)

という実力である。

県内にもいくつかの塾で「特待生」や「エリートクラス」と銘打って中下位校の実績が中心の塾が上位の生徒を集めて宣伝の看板にしようという作為がみえみえのところがある。

これは各塾が「できる」と思ったのだろう。

しかし、上位校への合格をさせるには授業レベルだけではなくモチベーションの維持や常に新しい情報を持っている塾でなければできない。

こういった商用ベースでおいしいことを言って生徒を集めるのはいかがなものだろうか?

生兵法い大怪我のもと

である。

塾の得意と不得意


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