サッカーの効用
夏に出張で都内に行った。
ホテルでチャックアウトをするときに車いすの親子とエレベーターで一緒になった。
お母さんの車いすを押す息子だんだった。
セレッソ大阪のタオルマフラーなどセレッソグッツで身をまとっていた。
私はついつい「セレッソお好きですか?」と訊いてしまった。
親子は笑顔で「はい!」とこたえてくれた。
しばしサッカー談義をした。
香川真司選手以来のセレッソサポーターで年を取って歩けなくなってもセレッソサポ。
セレッソが生きる糧になっているそうだ。
本当にサッカー応援は素晴らしいと思った。
サッカーに限らず、野球、バスケットボールなどスポーツは人に力や勇気を与えてくれる。
そこで、先日、当塾がオフィシャルスポンサーをさせていただいているFC琉球と松本山雅FCに試合の観戦に信州に行った。
FC琉球は破れてしまうが、松本山雅はプレーオフ(J3の自動昇格できなかった上位の4チームがトーナメント方式で試合をして優勝したチームがJ2昇格)出場を手に入れた。
この帰りに松本のスーパーで松本山雅のユニフォームを着たお年寄りとスーパーの店員さんが話していた。お年寄りが「プレーオフ」に関して熱く語っている。店員さんは真剣に聞いていた。
松本山雅のホームタウンではよくある光景である。
ホームタウンの市民の大半が松本山雅を応援している。
商店街を上げて応援をしている地域も多い。
以前にJ1に昇格をしたときには経済効果がかなりのものだった。
Jリーグは地域密着性が強いのでこういった効果が期待できる。
サッカーは地域を元気にするのだ。