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面接にも強いってなんだ

入試の直前に
面接にも強いってなんだ

「面接対策をやってください」

「学校で面接の対策はしているので十分です」

という話がある。

この時期は入試が終わり塾の新規獲得のバナー広告がいっぱいである。

推薦入試の実績の箇所に「面接対策にも強い」というのがあった。

私はびっくりした。

県立高校の推薦基準は首里高校のように細分化をされてランクにされたり、点数化されたりするところが多い。

この場合は公表をしているのだから適当なことはできない。

中には公表をしていないとか、あやふやな高校もある。

この手のあやふやな高校は内申点や資格や課外活動を点数化して合否を判断する。

これは実際にいろいろな情報筋から得た情報に基づいて生徒さんにはお伝えしている。

そこで、面接の比重はどのくらいあるのか?

高専の口頭試問のように専門的な内容(いわゆる興味を持った分野に関する話題)をきかれる場合もあるが、その専門を目指しているのならできる範囲である。

県立高校の推薦の面接に関しては、内申点や開邦の場合は「適性検査」ー5教科の学力テストの方が重視される。

かなりのことをしでかさない限りは面接は影響しない。

面接に強くても強くなくても合否にはさほど影響しないのだ。


長い塾経験の中でよくあったのは、

「試験は失敗しましたけど、面接はうまくいきました!」

と自信満々に報告に来て、不合格の生徒が大半だったこともあった。

開邦の場合は卒業生代々受け継がれている「面接魔法の言葉」というのがあり、当塾では推薦入試前に「不安」を拭うために実施している「先輩による面接対策」で余すことなくお伝えしている。

開邦も面接が合否を左右すことはない。

ようは、適性検査(教科試験)と内申(資格や入選など記載内容も)で決まるのだ。

でも、不安な生徒さんはいる。

そこで、不安を拭うために「面接対策」のオリジナル教材も作成をして配布している。

受験の面接指導経験だけでななく、大きな会社や社会福祉法人での人事・採用担当を経験したことを活かした内容となっている。

当塾の3期生で浦添工業のデザイン科を受験した生徒さんがいた。

「尊敬するデザイナーはいますか?」と訊かれた。

さすがに中学生にこんな質問は酷かもしれない。

その生徒さんはずっと沈黙をしてしまい、「もういいです」といわれて面接を終えた。

結果は合格だった。

こんな生徒さんもいた。

浪人生の午前部をやっていたときに不合格の理由をいろいろと調べた。

もちろん浪人生は他塾で浪人をくらった生徒さんである。

中にはいわゆるヤンキーもいた。

この生徒さんは面接で「趣味について」訊かれて、延々と釣りの話をしたそうだ。

2次募集でも同じように釣りに関して熱く語った。

結局、浪人した。

面接よりももっとやらかしたことがあった。

途中のお昼休憩で構内で堂々と喫煙をしてたことも不合格の原因だろう。

いや、この喫煙が不合格の原因だろう。

この生徒さんが禁煙・禁酒・バイク禁止を守らせて、翌年、高校に合格をして今は金融ディーラーとして世界を駆けまわっている。

ようは、塾が「面接に強く」ても合否に影響は大きくないのだ。

面接対策なら各中学校で熟考されたもので充分なのだ。


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