KOBUNKAN ACT（弘文館進学ゼミACT）首里本校

最悪なルートに乗らないように。


甘い言葉に最悪なルート

中2は「中だるみ」の時期でもある。

成績が落ちてきた「塾」を考える。

そこでいろいろな塾をみると、一見「できるようになる」ような宣伝に問い合わせたり、体験授業に行く。

特に席次を掲示している塾には注意が必要である。

この手の塾は「営業担当」みたいな講師や責任者がいて、いろいろと甘言を使って誘ってくる。

また、ご褒美を与えて友人を誘い込むケースもある。

これは塾の手法であるからしかたない。

しかし、入塾後である。

こういっている塾の多くは、大人数の塾である。

成績がいいのは上位のごく一部である。

何でそれがわかるのか？

それは高校受験の実績を見れば一目瞭然である。

この手の塾は二次募集や中位以下や職業高校の人数を明確にしていない。

上位高校に関しては大々的に人数や実名を挙げている。

当塾から2年次の今ごろにこの手の「席次だけを全面に出す塾」に移った生徒が数名いた。

意気揚々に退塾をしていく。

すでに「営業」のマインドコントロールがかかっていたのだろう。

その末路は、不本意なものである。

「首里高に行きたい」といっていた生徒が一次試験で不合格になり、二次募集高に進学する生徒がほとんどだった。

その時に誘われても当塾にとどまった生徒は第一志望の高校に進学している。

これは「席次だけを全面に出す塾」は指導者の多くは大学生のアルバイト。本職意識をもってる人はどの位いるだろう。

さらに、カリキュラムも学校の定期試験に的を絞っているために入試に対応できるレベルではない。

実際の模擬試験の成績では当塾の平均点レベルが塾内の最高点というレベルである。

これは指導内容や指導力の差である。

このようなレベルの勉強で最近難化をしている那覇国際高校をはじめとした上位高校の合格ラインに達することは難しいのだ。

どんなに時間を増やしても内容が伴っていないと空砲を打つようなものであり、指導する側の経験値や学力レベルが低かったら子どもに勉強を習うようなことである。

これは、この手の「席次だけを全面に出す塾」の実績に顕著にでている。

このような悲劇にならないようにしなくてはいけない。


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