県内の一部地域で定期試験が廃止となった。そこで、模試の成績が激的の伸びるような宣伝を見る。
席次と同じで低偏差値の生徒の場合は飛躍的に伸ばすことは難しいことではない。
もともと無の状態や穴だらけの状態からスタートなのだから開拓や補修をするようなことと同じである。
しかし、偏差値以上の生徒さんをさらに伸ばすことは、たやすくはない。
実際に「偏差値60代から飛躍した」という宣伝はあまりみたことがない。
当塾では通常のカリキュラムである程度の入試に対応できる教材とそれを「料理」できる講師による授業を展開しているので、2年生終了時に実施する県模試チャレンジ、プレ入試チャレンジでは良い結果を出している。
https://admin.ti-da.net/admin/entry/edit/entry_id/12250117
これは、前のデーターだが、全体の平均から考えてもわかるかと思うが、最低偏差値は55程度である。
記事にはしていないが、毎回の模試でも同じような結果である。
この平均点はあくまでも当塾のカリキュラムが2年生まで受験向けに作られているという証でもある。
「チャレンジ」からはじめて、プレ入試も県模試も当塾ではいずれかを受験するようにいっている。この2模試のデーターの差異は受験者数は違うものの統計的な信憑性はほぼ同じであるからである。これはほぼ同時実施で同じ受験生が受験した場合、全体順位や偏差値に大きな差がないことからである。
当塾の生徒が最初の模試から「飛ばせる」理由の大きなものに志望校(目標)を最初に設定して、それに向かって努力する動機づけとそれに見合ったカリキュラムがあるからである。
途中から入塾をしても、志望校合格の雰囲気中でどんどん向上心がつきモチベーションが上がっている。最初は本格的な入試教材に驚くが「ついて行こう」という思いですぐに馴染んでいくのだ。
選抜試験は課さずに生徒さんの意欲だけで入塾ができる。そこもあるだろう。
そして模試を受験して、できないところを明確にして、弱点補強やさらに伸ばすカリキュラムがある。
そこで志望校への合格を目指す。
中学準備講座からの入塾であっても中3からであっても入塾時に偏差値60が前後から偏差値70を超えて開邦、沖尚(パイオニア・東大国公立)、那覇国際。球陽、興南(グローカル)に合格していく。
高校合格後も当塾でつけた実力を基礎にしているので高校の次にある目標を目指すことができるのである。
実際に過去開邦高校から東大に合格した生徒さんの多くは当塾出身である。
模試は、弱点を浮き出させる、膿出しのようなもの。「何点を取った」のではなく「何点を落とした」とこに着目して、さらなる飛躍のためのものである。
偏差値の伸長、順位の入れ替わりで一喜一憂するものではないのだ。