かなり前に当塾では「毎月の進度」をこのブログで掲載していた。
使用教材も写真入りでしていた。
しかし、よく考えたら企業秘密をばらしているようなものである。
今では進度は「学闘通信」という「教室だより」で塾内で報告をさせてもらっている。
体験入塾期間中に他塾の体験入塾を同時並行される方が多い。
塾を選ぶ上で必要なことではある。
当塾では「他塾の体験授業に行っていますか?」ということを聴くことはしていない。
それは当塾の講師やカリキュラムや授業の雰囲気に自信があるからである。
また、2週間という長期間で塾の良さも悪さも知っていただきたいこともある。
「進度」に関してはクラスによって「夏休み明け」、または「秋休み」頃にまでに中学校全範囲を終了するカリキュラムが組んである。
これは早めに入試対策に入って余裕をもって本番入試で高得点を狙うためである。
塾の使命は学校の成績を上げることだけではない。
最終的な目標といえる高校入試合格を目指すことである。
それも最初に目標にしていた高校、いや、さらに「憧れ」だった高校に合格せきる実力と素地である内申点を得なくてないけない。
実際に沖縄県立入試では、多くの生徒さんが270点台や各科目の平均50点以上を取って主に開邦、那覇国際に合格している。
また、定期試験対策だけに特化しているような塾では定期試験の過去問対策を中心に実施しているため「出題者の○○先生の対策」に偏りがちで付け焼刃の対策になっている。
その対策をしても席次上位になる生徒はその塾内のごく一部である。
多くは中下位である。
その「実績」はあまり出ない。
そういった塾では1月の「総合テスト」の対策まで「定期試験対策」をやっているため本格的な入試対策は1月の中頃からになる。
入試は、定期試験対策のような付け焼刃の対策では対応できない。
ある定期試験に特化した塾では明らかに第一志望を不合格になって二次募集校への合格者が全体の20%近くになる塾もある。
ありえない話であるが事実である。
入試対策を早めにするために当塾の「進度」は早くなっている。
そこで
体験入塾時に「進度」に関して不安がある場合はこのようにフォローとして対応している。
①別に設けている定期試験対策の時間に「学校の範囲」に戻り「進度」が進んだ分を徹底復習する。
②「夏期講習」「秋期講習」で「進度」の範囲を復習して追いつく。
③中3の場合は「模擬試験」後の指定強化講座(各科目で模試の点数が一定以下の場合に行われる講座)で追いつく。
④希望がある場合はフォローアップ講座(塾長の責任指導)を実施する。例えば今年度も中学準備講座でかなり進んだ範囲を徹底的にフォローアップ。
学校の定期テストの対策だけに日程を合わせていると推薦入試の1週間位前に定期テストがある事もあるので、特に推薦で筆記試験のある開邦高校の対策が間に合わなくなる。
一般入試でも試験の1か月前位から対策するようでは余裕がなくなる。
そのような理由から進度は入試に照準をあてて進めるようにしている。