開邦の推薦入試は5科目である。
レベル的には県立高校以上である。このレベルが交わせても時間との勝負である。
要項には「適性検査」とあるが、実際は学科試験である。その内容は次の通りである。
適性検査は国語,社会,数学,理科,英語の各科目について実施する。 検査時間は国語,数学,英語が20分,理科,社会が15分とする。
この時間で1問を解くということではない。大問形式で2~3問くらいになる。そこで「スピード」が要求される。
私は国語を担当しているが、同じ形式の問題を6分で解くトレーニングをやっている。これは万一3問出題されたときでも時間が足りるようにするためである。
他の科目もスピード勝負であるから着実な知識と考察力そして記述力が要求されるのだ。
こういった難儀なところが開邦の価値でもあるのだ。