模試は膿み出しである
模試が終わると「偏差値」「判定」に目が行ってしまう。
たしかに大事なことである。
しかし、もっと大事なのは何ができなかったかを明確にして明日につなげることである。
例えば、英語の知識ミス、数学の計算ミス、「誤りを選びなさい」なのに正しいものを選んでしまったなどいろいろ見えてくることもある。
中学生の模試を採点しているとよく見えることがある。
人はよく間違えること。
不思議にも各人の間違いのパターンは決まっていることが多い。
これを克服するのに模試は有効になる。
中学生の場合、私が採点した場合はどこができなかったことを本人に伝える。
何人もできていない場合は特訓を実施する。
その後は同じミスをしなくななるためである。