塾では10時までで授業は完全終了である。
迎えてくれる親御さんや近隣で徒歩や自転車で帰る生徒さんを送っていく。
少し前の事だった。
その後で予備後部であるWittyゼミの整備に向かうとき。
その途中でいろいろな風景を目にする。
居酒屋の入口を塞ぐように立ちはだかる中学生の群れ。
前に名嘉原Wittyが入っていて、今は個別指導塾になっている塾の入口を塞ぐ中学生の群れ。
ときには座り込んでお菓子を食べている中学生。
道路で踊っている女子中学生の群れ。
大声で騒ぐ中学生。
これはみんなお友達どうしや同じ部活で塾に通っているのだろう。
塾を終えて遊んでいるのか親の迎えを待っているのだろうか?
よく近隣の塾長さんとこういったことに関して話すことがある。
「うちの塾ならそうはさせない」という意見で一致する。
人間は群れるといろいろとやらかすこともある。
これは心理学的な根拠がある。
仮に注意をしてもきかない。
少し前にある小学校の教頭先生と話す機会があった。
「今の時代は注意をすると逆に『不審者情報』に出る可能性が高い。だから注意をしないほうがいい」
という結果になった。
少し前に注意をした大人が逮捕されたニュースは何件かあった。
明らかな悪でも注意できない時代なのである。
やりたい放題の時代である。