今日で50歳です。
生まれた当時に鉄道中央病院(東京代々木)です。
最近、いろいろ誤解をされて嫌なことがあったので自分のことを整理するために書いてみました。
金だけ考えていたら塾はしないです。
ビジョンがないとダメです。
私が仲良くしてもらっている沖縄県中小塾連絡会(塾組合)の塾長さんはみんなそうです。
私は浪人時代に家庭教師をはじめてから一貫してこのスタンスを貫いてきました。
大学時代に家庭教師と東京日本橋の携帯屋の事務所を借りて塾をやっていました。
そのまま社会福祉の大学院にいくつもりだったので携帯や塾で勝負に出ませんでした。
オファーをいただいた2社の商社も断わりました。
教えることも好きだったし。
社会福祉学が大好きだったし、レポートもフィールドワークもよくやったいました。
家庭教師や塾や携帯の営業で自活していましたが本代と学費と仕事の運転資金で少しだけ利益が上がるくらいでした。
社会福祉士の実習先でボランティアとして学習指導をしたときでした。
もともと塾講師だった私が学習指導なので効果的に今まで得たノウハウを活かそうとしました。
しかし、し過ぎたのが原因で途中で実習中止となりました。
幸いにももう1つの実習先が拾ってくれたので単位は取れました。
しかし、教授から反感をかっていたようです。
そのせいもあり大学院の推薦はNG。
大学に講師できていた社会福祉学以外の学問出身の某大の先生に「先生の大学院に入りたいです」と相談にいったら「君の〇〇教授との関係があるからね」と事実上拒否をされました。
最後に「社会福祉学は他人を干渉するからね」と意味深なことをいわれました。
結局、はしごを外された状況で泣く泣く就活。
早稲田の教育学部に編入をしようかとも思ったりしましたが、学問への恐れができてやめてしまいました。
地方の社会福祉協議会と空きが急に出た公益団体から内定をいただきました。
医学部受験や大学院のこともあって踏む込めないで新聞広告で見つけた塾に就職した。
ちなみに社会福祉協議会は生活できないくらいの給料(手取り9万で通勤手当往復60Kmで月に3000円)でした。
私が金が好きなら商社に入って一発勝負をしてから独立するでしょう。
それか取引のあった商社と組んで携帯屋から通信産業に乗り出したと思います。
あるいは日本橋の事務所の塾もどんどん拡大して大きくしたと思います。
競争力もバックアップもあったからです。
私は世の中はすべては金だと思っていません。
生徒さんにもそういっています。
金よりも大事なものはたくさんあります。
急に事件や事故も巻き込まれたり自然災害ですべてを失うこともあります。
過度なストレスで心が壊れてしまうこともあります。
死んだらお金を持っていくこともできません。
確かにお金はあって悪いものではないですが、
人を卑下したり、優位に立ったようにするのはあまりよくないと思います。
逆にお金持ちにへこへこするのもよくないと思います。
お金よりも大事なものは「夢」であったり「人のこころ」であったり、いろいろと考えます。
お金で買えないものもたくさんあります。
私は生徒さんと沖縄の学力向上のために頑張っています。
月謝に関してスタッフや父兄から「思ったより安い」といわれることもあります。
しかし、沖縄の現状を考えたら妥当な額です。
それは親御さんに負担をかけたくないからです。
私が通ったり勤めたりした塾は生徒集めをするには高額な金や金券を配るなど手段を択ばなかったり、生徒の家庭の経済状況が豊かだとわかるといろいろとオプション講座を進めるようなところもありました。
「生徒がお金に見える」といって笑っている塾長もいました。
そんな中で自分は絶対にこういったことは絶対にしたくないと思いました。
生徒さんや親御さんにもそのことが伝わり今があるののです。
これからもこのスタンスは崩しません。