中3はそろそろ志望校について決めていく時期だと思います。
志望校の選択については、進路実績、学校の雰囲気、環境等、それぞれ色んな観点があると思います。
ホームページを見ると各学校長が掲げる方針にもそれぞれの学校の特色がよくあらわれています。
◆開邦
本校は、将来の沖縄県のリーダーを育成し、日本や海外で活躍できる人材の育成を目指しています。
設置学科は
「学術探究科」4クラスと「芸術科」1クラスです。
「学術探究科」は2学年に進級するとき「学術理科」と「学術文科」に分かれます。
そして
「芸術科」は入学時から「音楽コース」と「美術コース」がありそれぞれ20名定員で募集します。
それぞれの学科・コースがその特色を十分に活かし、生徒の適性、能力、希望進路に応じた効果的な教育を展開しています。
本校の特色は、60分授業です。
60分授業を活かして「主体的・対話的で深い学び」の視点に立った授業を展開し、学校教育における質の高い学びを実現しています。
更に各講座にて、学習内容を深く理解させ、難関大学を目指す生徒一人ひとりの進路実現に取り組んでいます。
◆那覇国際
本校は、国際化や情報化の進展に対応した教育環境を備えた学校として平成10年に開校し、「自主・敬愛・飛躍」の校訓のもと、特色ある教育活動を展開してまいりました。
また
平成28年度から文部科学省よりスーパーグローバルハイスクールの指定を受け、
海外研修等を実施し、課題解決力を身につけた国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成に取り組んでいるところです。
(学校HPより抜粋)
今回は、当塾のそれぞれの学校の現役高校生の先輩方からのメッセージを参考に、開邦高校と那覇国際高校についてピックアップしてみたいと思います。
◎宿題は多いですか?
◆開邦
→多いです。特に国語の古典の宿題が多いので理系にはキツイそうです。
だから早めに数学1A、2Bの基礎は終わらせて!高校は忙しくて時間が過ぎるのが早く感じる。
中3の時に基礎を完璧にしておくことで、周りと入学後に大きく差をつけられるよ!
◆那覇国際
→多いです。数学は日々課題、週末課題が出されます。特に定期テストの後は地獄です笑。
また、宿題だけではなく古文単語、現代文単語、英単語それぞれの小テストが毎週1回、大テストが毎月1回、数学の単元テストが毎月1回行われます。
追試もあります。他の学校に比べたら宿題だったりテストだったり多くて色々大変ではありますが、自分は苦痛に感じたことはありません。
◎学校の雰囲気はどうですか?
◆開邦
→先生は頑張りや夢を応援、アドバイスしてくれる人も多いし、ノリも良くて最高。
また、成績を落としたくないなら、予習と復習を大事にして、勉強法も早めに確立していた方がいいよ!
◆那覇国際
→すごくいいです。楽しむときは思い切り楽しむ、真面目に取り組むときはしっかり取り組むというオンオフがはっきりしています。
部活動に関しては強い部活があまりないので、部活を頑張りたい人には向かないかもです。
ですが、生徒の約3分の2は部活動に所属しているので盛んに行われてはいます。
先生方も気さくで話しやすい人が多いです。おすすめできるところは行事がすごく楽しいところです。普段の勉強の疲れをみんな行事で発散しています笑
◎0校時はありますか?きつくないですか?
◆開邦
→早朝講座は正直つらいです。笑
◆那覇国際
→あります。最初の頃はきついですが、慣れます。
◎級友と将来の目標について話す事はありますか?
◆開邦
→あります。東大をめざして勉強に励んでいる人もいれば、遊んでいる人もいます笑。ですが、自分の夢に素直な人が沢山いるので将来について語りあう事は可能です。
◆那覇国際
→よく話します。やっぱり進学校なだけあってみんな進路についての情報収集はすごいです。
◎開邦、那覇国際高校を目指す皆さんへ
◆開邦
高校合格をゴールにしているようではダメです。限られた時間を大切に頑張って下さい。
正しい方向で、適切な量の努力は絶対にあなたを裏切りません。
◆那覇国際
すごく楽しい学校生活を送ることができていて本当に那覇国際にきてよかったと思っています!
みなさんがんばってください。
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自分の目指した高校での生活は、受験時に乗り越えた達成感からか、少々大変な時があってもみんな輝いています。
高校入試も自分の将来の夢を実現させる為の一つのステップです。
少しずつ近づけるように、頑張ろう!