先日、旧知の児童精神科医の先生から『子どもの脳を傷つける親たち』という本を薦められた。早速amazonで購入した。
ベストセラー1位ということで関心の高さがわかった。
私は精神保健福祉士として10年以上精神科医療に携わってきた親子関係、児童のメンタルヘルス、ストレスケア、認知症、集団精神療法といった多岐にわたって実践をしてきた。
そこで本題。紹介文には
マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を“物理的”に傷つけ、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになった。脳研究に取り組む小児精神科医が、科学的見地から子どもの脳を解明し、傷つきから守る方途と、健全なこころの発達に不可欠である愛着形成の重要性を説く。
とある。この著者の友田先生が沖縄の来られるという情報!
画像がわかりにくいので案内文です。
児童虐待相談件数やDV(IPV)の被害件数の増加など、子どもの養育環境の悪化が公衆衛生上の大きな課題となっています。
また、マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を傷つけ、変形させ、学習意欲の低下や非行、うつ病や統合失調症などの病を引き起こすことが明らかになっています。つきましては、福井大学こどものこころの発達センター教授(友田明美氏)を講師にお招きして、講演会を開催することになりましたので、お知らせします。
演題:マルトリートメント(不適切な養育)やDVにより傷つく脳と回復へのアプローチ
演者:友田 明美 教授
(福井大学こどもこころ発達センター)
日時:平成29年11月17日(金) 14:30~16:30
場所:沖縄県立博物館・美術館 講堂
予約不要
知らないうちに子どもたちの脳に傷をつけているかもしれません。正しい学びで子どもさんを守ることができます。
お子さんの健全な養育のために参加をお勧めしています。