模試の成績が出た。
この模試は健康診断のようなものであり、どこのテーマができないのかを確かにするものであった。
ここ数年、安全志向が蔓延しているせいで中位高である、小禄、那覇西、西原、沖縄工業の倍率が上がっている。
第二志望受け入れ高でも定員に近い志願者がいた。
当塾は、今年も落としませんでしたが、地域塾では公表できないくらい惨敗している塾もあります。
その証拠で中位高以上の「実績」を大々的に貼り出していない。
中下位高への合格者はどこに行ってしまったのだろうか?と思うレベルである。
当塾では中位高志望者で今回の模試が300点中150点以下の生徒さんを対象ににゴールデンウィークに巻き返すように企画をしている。
すでに答案返却時の授業時に話をした。
このような弱点、欠点が多い生徒さんは、おそらく他塾にいけば「お客さん」=「月謝を払うだけ」、「できないからと追加でぼったくりをする」になり鴨になる可能性が多い。
実際に当塾ではなく他塾を選んで「まだ足りない」といわれて3ヶ月で50万円以上を支払ったケースもある。
また、サボっても遊んでも授業中に何もきいていなくても「退塾されること」を畏れて放置するような集団塾もある。
この手の集団塾は授業中うるさくて学級崩壊状態のようだ。
そして、最終的には2次募集高や底辺高送りになる。
来春から特色入試と一般入試。
どっちにしろ5教科入試を受験することとなる。
今までのように内申点だけとか、特技を生かすというだけでは入試を越えることができなくなる。
危機感を持たなくては痛い目にある。
塾の生兵法や営業のために生徒さんが犠牲になってはならないのだ。