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将来的な進学校2

私が高校受験は第二次ベビーブームの入り口だった。どこいいっても小中学生はたくさんいた。

私は中学受験で厄介になった代々木の進学塾に継続して通っていた。中学から数学を担当する予定のS先生や国語のN先生や英語のN先生が好きだったことと、なんとなく家庭的な雰囲気や家から近かったのもあった。

中学でいじめに遭っていたため授業の抜け出しや命令されて教師に反抗させられたりすることも少なくなかった。そのため内申もオール3程度。偏差値は60を超えていた。中3歳後の進路指導のときに担任が偏差値40台の私立をたくさん挙げてきた。私は塾との話で志望校は「巣鴨・城北・聖学院」と決めていた。これは中学で失ったものを取りかえることができる高校をと塾長になったS先生と話し合った結果だった。すでに説明会にも参加して受験を決めていた。担任の教師があまりにも不本意な学校を挙げるので「僕の偏差値をちゃんとみてください」といったら「あれ、あれ、あら。こんなことない」「あんな連中とつるんでいるんだからもっと低いはずだ」と意味不明なことをいって何度も私の偏差値を見直していた。

そこで塾との戦略どおりに「人生の記念として受験します」といい、担任教師のいう学校とのつながりが強い高校を滑り止めで受験することで決着がついた。

さて、私の通っていた塾では都内を受ける前に近郊の埼玉、千葉の高校で自分の偏差値に近いか少し低いところを受験するようにといわれた。いろいろ調べた。

私は勝手に推測した。

新興住宅地ができたり、新都心ができる場所にある場合は地域的に伸びる。

学校案内をみて熱心さがあるところは伸びる。

新設、新築の高校は生徒が集まりやすいから伸びる。

少し前にできて偏差値60を超えている高校はこれからも伸びる。

附属の中学がないほうがいい。人間関係やカリキュラムの問題で大学受験の仕組みがダメそう。

という推測を立てた。そこでいくつかの学校をあげた。

江戸川学園取手
当時はすでに伸び始めて偏差値60に差し掛かろうとしていた。千代田線で一本で通えるので通学はできる。

茗溪学園
東京高等師範学校、東京文理科大学、東京教育大学および筑波大学などの同窓会組織からできた学校。偏差値の上がってきている。

渋谷教育学園幕張
姉が同じ法人の学校に通っていた。PTA便りや学校から持ってくる資料ですごい設備とやる気がある学校だと感じた。

城北埼玉
城北を受験するが系列校を受けてもいいと思った。すでに偏差値は60を超えていた。塾からは勧められなかった。県外排除の噂があり避けた。

専修大松戸
専修大の附属であってもすでに偏差値は60であった。他大学への進学も多く出ていた。魅力はあったが塾の悪友が受験するので避けた。

獨協埼玉
新しい学校で獨協大学・獨協医科大学への推薦があった。1年上の彦ちゃん(先輩)がいた。偏差値は61で伸び始めていた。代々木から埼玉のせんげん台までの交通アクセスは悪かった。

聖望学園
埼玉の飯能にあった。偏差値は52。偏差値的には合格できる。進学実績はまだ出ていないが塾長が「これからの学校だ」という。新しいカリキュラムが動こうとしている学校だった。


この学校のうちで私は渋谷教育学園幕張と獨協埼玉を受験した。

渋幕は当時の偏差値で58。学校の回りは放送大学と昭和学院秀明高校だけだった。学校からすぐのところの幕張の浜があったり、駅前でアサリを売っている行商のおばさんがいた。姉の持ってくる資料の影響と偏差値的には問題はなく、駿台模試でもA判定が出ていたので受験をした。しかし、明らかに当時の渋幕は今と違って千葉県か東京東部の生徒が多数合格をしていた。いわゆる県外排除を受けた感があった。面接でも「こんな遠くまで通えますか?」と何度もいわれた。

獨協埼玉は体調不良と面接の大失敗で納得のいく不合格だった。

そして、この受験の不合格で塾長のS先生はストレスからくる膵炎で倒れてしまった。聖望学園を受けて不合格だった友人と私だけが県外受験をすべて失敗したのだった。

さて、受験経験ではなく。私や塾長が中3のときに列挙した高校である。今にしてみればすべて偏差値65を超えている高校がほとんどである。中には東大や国公立医学部への合格者を多数輩出している高校もある。特に渋幕や江戸川学園取手の飛躍はめざましい。

塾講師や家庭教師になるこの視点はいろいろと広がってきた。


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